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ブログ 絵画シリーズ(モネ・ルノワール・ゴッホ)

2020年4/1発行『Bead Art 春号2020 Vol.33』







今日はゴッホの誕生日

今日、3月30日はゴッホの誕生日だそうです。

絵画の傑作を多く生み出しているゴッホですが、私がゴッホで思い浮かぶ大好きな作品は「ひまわり」です。

ゴッホはひまわりの絵を数点描いていますが、その作品の中でどれもが違う「ひまわり」を表現しています。

私が実物を鑑賞したのは、ロンドンのナショナルギャラリーにあるものと、日本の損保ジャパン日本興亜美術館にあるものです。

ロンドンのナショナルギャラリーの「ひまわり」を鑑賞した当時の私は、旅行中連れに連れられて観た、という状況だったので、日本にあるものと違うものなの?!と後で知り、自分の教養のなさを恥ずかしく感じました。

昨年制作した絵画ジュエリーの「ひまわり」は、日本の新宿にあるものです。

私はゴッホの「ひまわり」の中でも、こちらの作品が一番好きです。



「ひまわり」でも使用している黄色はプロバンスの黄=「ゴッホの黄色」といわれるように、ゴッホは黄色が特徴ですが、それを引き立てる背景のグリーンがとてもきれいなのです。

実物を観るとその鮮やかさに驚くほどです。

神々しい光を感じ、感動に心が震えます。

またゴッホに、大好きな「ひまわり」に会いに行きたいと思います。


 

ゴッホ「ひまわり」のジュエリーが完成しました。

絵画シリーズ、印象派の巨匠3部作の最後は、ゴッホの「ひまわり」のジュエリーです。



ゴッホの「ひまわり」は大変有名な作品ですが、ゴッホは「ひまわり」を何作も描いているんですね。

作品と向き合って制作していると、様々な事実に驚かされる喜びがあります。

私が制作したのは、日本にある「ひまわり」です。



東郷青児記念 損保ジャパン日本興和美術館で実物を鑑賞し、図録をもとに色を研究しながらの制作活動で感じる充実感は、とにかく半端ないです。



ゴッホの「ひまわり」は黄色が特徴で、『フランスの伝統色』によると、その黄色の名は「ジューヌ・ドゥ・プロヴァンス」(プロバンスの黄)というそうです。

黄色の作品ともいえるイメージですが、実は花のモチーフのサンプルを、これまでかつてないほど制作したほど、ビーズでの色の表現が難しかったのです。

それだけ出来上がった感動も大きいです。




モネ、ルノワール、ゴッホと続けて感動のジュエリーを制作しました。

そして、こうした絵画や美術品からのインスパイア作品を「bisseu the impression(ビセル・ザ・インプレッション)」という新しいビセルシリーズとして、これからも多くの感動の作品をご紹介してまいりたいと思います。

次は何に挑戦しましょうか。

すでに図録を手配中なので、どうぞお楽しみにしていてください。



 

ルノワールに恋をしてジュエリーを作りました。

絵画シリーズ第2弾はルノワールです。

そして完成したのがこちらです。




小学館アーカイブス 西洋絵画の巨匠『ルノワール』P.31の「花を摘む娘たち」のカラーがとても気に入り、ルノワール作品はこれにしました。



娘たちのドレスの色が、ブルーとオレンジの対比になっていて、グリーンの背景の中で引き立て合っているようです。

髪の茶色や帽子の黄色、グリーンの濃淡など、ルノワールの優しい色遣いに癒されます。

ジュエリーとしても華やかで、女性らしい柔らかな作品となりました。








絵画シリーズ第3弾は、ゴッホです。

どんなジュエリーになるでしょうか。

楽しみですね!


 

ルノワールに恋をしました。

絵画シリーズの第2弾は「ルノワール」。

前回のモネは「睡蓮」の絵画をビセルジュエリーに挑戦しました。

印象派の両巨匠の作品に向き合えるひと時はとても贅沢なものだと感じながら、様々な発見を楽しんでいます。

先日ルノワール展でたくさんの作品を堪能してまいりましたが、どの作品をビセルジュエリーにと選ぶひと時もこれまた楽しい♪

そして選んだ1枚が、こちらです。

『花を摘む娘たち』



こちらはルノワール展での展示作品の中にはありませんでしたので、実物に会ったことがないのですが、色がとても美しく、ルノワールの特徴がたくさん現れているように感じました。

そして、お花のパーツで作品を表現している途中です。



カラーガイドみたいですね。

さて、どんなジュエリーになるでしょうか。

どうぞお楽しみに♪

 

モネ「睡蓮」のジュエリーに挑みました!

先日より取り組んでいたモネ「睡蓮」のジュエリーがついに完成しました。

いつもビセルジュエリーを作るときには、出来上がっていく過程がワクワク楽しく、現れる色のコンビネーションに興奮します。

絵画からインスパイアした作品に挑むのは初めてでした。

とても難しく、これを完成品と呼ぶにはまだまだと思いました。

でも、今の私のできる実力で完成させたのがこちらのジュエリーです。



印刷物とビーズのジュエリーと、明るさや光の加減で微妙に色が変わりますが、細かい色の部分部分を少しでも近づけたいと色を拾いました。



グリーンの濃淡の上に蓮の花のピンクが乗った時に、これまでの静寂が破られたような感動が走りました。



モネが絵画の中に込めたかったものが少しわかったような気がしました。





またチャレンジしたいと思っています。

そして、絵画シリーズの第2弾へ、次はどの作品に挑みましょう。
 

モネに挑む!

ずっと絵画で作品を作りたいと思っていました。

印象派の絵画は大好きで、まずはモネに挑むことにしました。

モネといえば睡蓮でしょうか。

ちょうど図録があったので、その中にあった睡蓮の絵画で作品を制作することにしました。



これがとっても難しい!

これまで手掛けたどの作品よりも難しいと感じながらの作業です。

ここまで作りましたが、作り直ししました。



そりゃそうですよね、印象派の巨匠であるモネですから。

色の深みが半端ないのです。

グリーンだけどグリーンじゃない。

ビセルビーズ技法に色を当てはめるのはまさにに挑戦です。

だから思いました。

一度で完璧なものを作ろうとしなくてもいいんじゃないか。

今の私の感性で、精一杯モネを表現しよう。

なんてことを考えながら集中したいところですが・・・

もーたのむよ~。。。



可愛いから許しちゃうね。


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