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ブログ 絵画シリーズ(カサット・モリゾ・ドガ)

ドガの「踊り子」をジュエリーにしました。

 絵画シリーズをいつも楽しみにしていただきありがとうございます。

絵画の色彩からビーズを選び、ビセルジュエリーにしていく作業は職人になったように取り組んでいるような気がします。

素晴らしい絵画は本当にたくさんありますので、ライフワークはまだまだ続きます。

さて、ドガの「踊り子」の作品をビセルジュエリーにしたいとずっと思っていました。

そしてついに実現しました。

シカゴ美術館所蔵の『出を待つ踊り子たち』



ドガは「踊り子」をたくさん描いています。

その中でも、こちらの作品はグリーンのドレスがとても印象的でした。

実はこちらの前に1つジュエリーを制作していましたが、絵画全体の雰囲気をどこまで忠実に表現できるかをこだわりたくて、途中まで作って中断していたものの方を最後まで完成させて、結局こちらの方を選びました。



やっぱり、最初に受けた印象が大事なんですね。

そのような思いはこれまでもありました。



絵画全体にちりばめられている色彩と、ジュエリーにしたときに感じる印象をどこまで忠実に合わせられるかが難しく楽しいところです。

そして、最後に選んだトップの天然石がぴたりと合った時に、言葉にできないほどの感動があります。



ビセルの絵画ジュエリーは色へのこだわりでできている。

これからも色が見えなくなるまで、追求していきたいと思っています。

 

ベルト・モリゾ『縫い物をする女性』をジュエリーにしました。

ベルト・モリゾはメアリー・カサットと同時代に活躍した印象派を代表する女性画家のひとりです。

カサットは印象派展への参加を機にモリゾと親しくなったそうです。

横浜美術館で開催されているカサット展に展示されていたモリゾの『縫い物をする女性』でジュエリーを制作しました。



グリーンのドレスがとても印象的な女性の絵画です。

女性ならではのタッチや優しい色使いに惹かれました。



トップにあしらった天然石が絵画とシンクロしたときには鳥肌が立ちました。(笑)



右側にある赤い置物?とグリーンのドレスの対比がとても美しく、女性の白い肌にほんのり色付いた赤みが優しい。

ジュエリーとしても静かな美しさを感じる作品となりました。







こちらの絵画は9/11まで横浜美術館で開催のメアリー・カサット展で鑑賞できます。

 

「メアリー・カサット」エレガンスなジュエリーができました!

印象派を代表する女性画家、メアリー・カサットの『眠たい子どもを沐浴させる母親』のジュエリーができました。



途中、他の作品制作が入り中断しましたが、ようやく完成お披露目となりました。



カサットの作品は、とにかく母子愛が美しく、愛情あふれる絵画の色彩をもとにジュエリーを作りました。



女性画家の絵画からだったからでしょうか、出来上がったジュエリーもとてもエレガンスです。



元の絵画を思い浮かべていただけるようなジュエリーとなっていたら嬉しいです。





絵画には特徴ともいえるカラーがあります。

図録などをもとにしますので、多少は色が違ってしまうのですが、それでも画家がその絵に込めた思いや描いている状況などを思い浮かべながら色を抽出していくと、見えてくる「色」があったりします。

そして、絵画にできるだけ忠実にビーズを組合せ、天然石のアクセントを選んでいきます。

今回は、子どもの足とトップの天然石をシンクロさせたのですが、遊び心をわかっていただけたら嬉しいです。





 

メアリー・カサットとビセルビーズ

現在横浜美術館で『メアリー・カサット展』が開催されています。

先日、横浜美術館で開催された、夜の美術館でアートクルーズに参加してきました。

夜の美術館てなんだかワクワクします。

いつも人気の企画展は人の頭越しに作品を鑑賞することが多く、ゆっくり正面から絵画を楽しむことができたらなぁと思っていたので、限られた人数で学芸員さんの説明を聞きながら鑑賞できるなんて、これは参加するしかないと思いました。

印象派を代表する女性画家であるメアリー・カサットのことは存在を知りませんでした。

これまで印象派展などでの展示があったかもしれませんが、意識をして鑑賞することもなかったんですよね。

でも、印象派の画家の図録の作品紹介の中にあるではないですか。

メアリー・カサットをもっと知りたいと思い、テレビの特集番組を観てさらに理解が深くなるとさらに魅力を感じるようになりました。

そしてジュエリーにしたいと思った1枚は、こちらです。



『眠たい子どもを沐浴させる母親』

カサットの代表作ですね。

美しい絵です。

すでにパーツを選んでみましたが、これからカサットの世界に浸りながら作品制作を楽しみたいと思います。

 

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